美容師の人生100年時代

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ロンドンビジネススクールの教授、リンダ・グラットンとアンドリュー・スコットの共著、『LIFE SHIFT -100年時代の人生戦略』(東洋経済新報社 2016)。

この本によると、2007年に先進国で生まれた2人に1人以上が100歳を超えて生きるだろうと予測。これまでの人生設計の常識が通用しなくなると提唱されています。

日本政府も2017年から「人生100年時代構想会議」を発足させて、対応を急いでいます。

日本の美容師数は厚生労働省の発表によると52万3543人で過去最高となる一方で、美容師免許保持者数は、124万人を超えています。

鬼籍に入っている人を管理し切れていないため、全ての人が働けるわけではないとしても、少なくともいま就労している美容師数と同等規模の美容師さんが免許を持っていながら別の仕事に就いている休眠状態にあるのではないでしょうか。

アルテサロンホールディングスのグループ会社C&Pが運営する「チョキペタ」。2011年に2店舗1500万円から始めた同事業は、2019年には54店舗14億円まで成長。

この事業の成長を支えているのが、休眠美容師の存在です。中には30年ぶりの復帰を果たした美容師さんもいるとか。

「チョキペタ」以外にも、丸亀製麺を運営するトリドールが買収したカラー専門店「fufu」も、同様に休眠美容師さんの採用を促進させています。

美容師さんの人生100年時代、我々のサービスでどのように支えることができるのでしょうか。

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