ピンチをチャンスに

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近頃、海に流出したり捨てられたりしたプラスチックを海洋生物が飲み込んで傷ついた映像がたびたび流れて、一気に加速した脱プラスチック問題。

今年3月、フィリピンで打ち上げられたクジラの胃からは40kgにもなる大量のプラスチック袋が見つかったそうです。

環境省は来年7月からレジ袋の有料化を決定。京都府の亀岡市はそれに先駆けて有料化ならぬ使用禁止を打ち出して物議を醸しました。

有料化、使用禁止は我々消費者も不便を強いられることになりますが、環境のためには仕方ないと受け入れるしかありません。

ところが、そんな簡単な諦めではすまない人たちがいます。

愛媛県の四国中央市に本社を置く、福助工業株式会社。

従業員数3000名、売上高920億円。全国のレジ袋シェアNo1の企業です。

今回の政策によって、来年度以降、売上高は激減が見込まれます。

すでに発注が3割~5割減。

京都の亀岡市は禁止なわけですから、来年から発注がゼロになる。

こうなると企業存続の危機です。

以前、企業寿命というものはなくて、事業に寿命があるという話をしましたが、まさに事業寿命の終焉です。

ところが、福助工業はまだ諦めていません。

群馬大学との共同研究により、海洋で分解されるプラスチックレジ袋の開発に取り組みます。

成功すれば「世界初」の快挙で脱プラ市場を一気に席巻することも期待できます。

事業寿命どころか世界一になれる起死回生のチャンス。

まさしく、ピンチをチャンスに!

ところで、美容業界にも脱プラスチックは加速。ロレアル社は紙製化粧品チューブを開発して、洗顔やボディソープ製品を来年から紙製チューブで提供する予定のようです。

ビジネスの種もリスクもどこに潜んでいるかわかりませんね。

参考:https://www.loreal.com/media/news/2019/october/l-oreal-and-albea

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