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博報堂生活総合研究所が、毎月調査している消費意欲をあらわす消費意欲指数。7月は51.8点と前月比+3.9pt、前年比+3.2ptと、ともに大幅に上昇したと発表しました。50点を超えるのは5年ぶりで、7月としては14年以降で最高値。
7月、特に買いたい・利用したいと挙げたもののうち、理美容は8位に入りました。
しかし、回答者の人数は、前月比-43名、前年比+37名。
一方、先月の人数は、前月比+108名、前年比+91名。
生活必需品の理美容は自粛のリバウンド需要で増加しているものの、消費意欲は徐々に減少するものと予想されます。
<<7月の消費意欲のポイント>>
ポイント1
外出自粛緩和や給付金支給等による金銭的余裕·改善が消費意欲の上昇に影響を与えている。
ポイント2
屋内と屋外それぞれで需要が増加。
・前年比、前月比ともに20件以上増加しているのは、「家電·AV」「PC·タブレット」。
・前年比のみでは「ファッション」「外食」「理美容」「書籍·エンタメ」。
・前月比のみでは「旅行」が20件以上の増加。
ポイント3
「感染不安による外出自粛」「節約·倹約したい/将来不安」などの意見は増加。自粛緩和や給付金支給の期待から消費意欲が高まりつつも、コロナ禍の長期化や経済面の不安感は拭えない。