コロナ禍の口紅効果

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景気後退時は、ちょっとしたぜいたく品が売れると言われています。2001年の景気後退時、化粧品会社エスティーローダーの会長レナード・ローダーは口紅の売上が伸びていることに着目。「口紅効果」と名付けました。口紅を手頃な価格のぜいたく品と考える女性は、不況になるとご褒美感覚で口紅の売上が伸びるという理論です。これは2008年のリーマンショックのときも同様の現象が見られたため、経済指標の一つとして知られています。

マッキンゼーが発表した「世界の美容市場にコロナが与える影響」に、この口紅効果について触れられているレポートがありました。これまでの景気後退時にはそれなりの結果を残していたものの、マスクが手放せなくなったコロナ禍でこの理論は崩壊してしまいそうです。

マッキンゼーのレポートによると、イギリスでロックダウンが始まった3月以降、大きく伸ばした市場がありました。その市場は「ネイルケア市場」。

ネイルポリッシュの売上はロックダウンが始まると毎週2桁成長。「口紅効果」ならぬ「ネイルポリッシュ効果」

対象商品は変わりましたが、プチぜいたく品が売れるという意味で「口紅効果」は健在のようです。

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