ネイルサロンの倒産件数が過去最多

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ネイルサロン業界が苦戦しています。
帝国データバンクの発表によると、ネイルサロンの倒産が2014年の18件を上回る19件となり、
過去最多を記録しています。コロナの影響とネイルサロン業界の競争激化で来年以降も厳しい状況が続くと推測しています。

ネイル市場は店舗数3万件、売上高1700億円市場。美容室業界の1/10くらいの大きさです。

ここ10年間の年平均成長率は7.8%と、これまで市場の拡大が続いていましたが、
コロナ禍で美容の中でもヘアーに比べて「不要不急」の性質が強いネイル需要が減少してしまいました。
夜の街関連の仕事がなくなってしまったことも業績悪化の原因のようです。

一方、美容室業界は回復傾向です。
総務省が発表した10月の家計調査によると、理美容系の支出金額は前年同月でパーマネント代を除きプラスとなりました。
さらに、前月比はすべてプラスになっていますが、11月以降はコロナの第3波の影響は出そうです。

10月の家計調査より(単位%)
項目 : 前月比 : 前年同月比
消費支出 :105 : 101
理美容サービス :113 : 104
理髪料 :104 : 102
パーマネント代 :107 : 94
カット代 : 116 : 116
その他の理美容料金 :117 : 104
美容サービス計 : 114 : 105

*理美容サービスには、入浴料も含まれる。美容サービス計は理髪料、パーマネント代、カット代、その他の理美容料金を合計した数値。

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