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資生堂がTSUBAKIなどヘアケア商材を含むパーソナルケア事業を1500億円で売却すると報道されました。
資生堂は、「検討しているが、現時点で決定した事実はない」と発表しましたが、競争が激化するヘアケア市場は近年いままでとは違う動向を見せているようです。
1月18日付けの日経MJの記事によると、2010年のシャンプー市場の1位はパンテーン(平均単価327円)から始まり、トップ10に入っているシャンプーの平均単価は全て500円未満。
それに対して、2020年のシャンプー市場の1位はパンテーン(平均単価477円)から始まり、ラックス(平均単価522円)に次いで3位は平均単価1,176円のボタニスト。
それ以降も、高単価シャンプーがランキングに入っており、トップ10のうち4銘柄が1,000円以上の高級シャンプー。
量販店で高級シャンプーの販売が伸びると、これまで敷居が高いとされてきた美容室での店販シャンプーも勝負がしやすくなりそうです。