投資ファンドによる美容室買収

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「投資ファンドの日本産業推進機構(東京・港、NSSK)は、ビューティーサロンを展開するレイフィールド(岐阜市)を数十億円で買収する。レイフィールドは東海や九州を中心に55店舗を持ち、年間売上高は60億円強とみられる。今後はNSSKのノウハウや資金を活用し新規出店を加速、一段の成長を目指す。」2018年1月24日 日本経済新聞より

あれから1年半が経ち、社長の鈴木健自さんが顧問に退かれ、新CEOとして島田容男さん、COOとして糸川芳和さんが選任されました。美容業界では昨年からファンドによる買収が盛んに行われています。

・2018年3月 Aguさん270店舗(香港系投資ファンドCLSAキャピタルパートナーズが100億円で買収)

・2018年1月 レイフィールドさん55店舗(投資ファンド日本産業推進機構NSSKが数十億円で買収)

・2017年6月 ヘッドライトさん100店舗(日本協創投資が地方銀行とファンドを組んで投資)

日本の中小企業の社長は高年齢化、且つ後継者不在により利益が出ているにも関わらず廃業せざるを得ない「中小企業大廃業時代」が訪れるのではと予想されています。美容業界はまだ社長が若いのでそうした例には当てはまりませんが、ある程度まで大きくなった会社をさらに成長させるためにファンドによる買収で一気に成長を加速させるという選択もこれから一般的になっていくのでしょうか。

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