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昨日、全求協より10月の職種分類別の求人件数が公開されました。
職種分類別件数は、全体計で1,503,814件(+16.6%)、
主要職種では、販売(販売)が303,065件(+17.5%)、
運搬・清掃・包装等が165,964件(+17.7%)、
サービス(調理)が141,245件(+20.5%)、
サービス(接客)が111,601件(+14.6%)となりました。
全体が伸長する中、サービス(理美容)は、18,013(△8.8%)と減少しています。
昨年の実績を見ると、全体が伸長した6月と10月に理美容の求人は減少。
反対に、全体が落ち込む7、8、9月の理美容求人は伸長しています。
一般的にサービス業の2月と8月は閑散期のため求人数は減少する傾向にありますが、理美容の求人数は減少していません。
通常のサービス業に比べて、理美容師は一人ひとりが商品そのものなので、閑散期になると理美容師が動きやすく、求人効果が見込めると考えて出稿が増えていることが原因の一つと推測できます。
雇用形態別件数は、
全体計で1,374,121件(+16.2%)、正社員260,717件(+2.6%)、
アルバイト・パート1,017,704件(+21.3%)、契約社員他95,701件(+7.8%)となりました。
業務委託の雇用形態は求人広告に当たらないため、このデータではわかりませんが、労働力を変動費化する企業の目的を考えると、アルバイト・パートの件数動向に近似するのではないでしょうか。