ITプラットフォーム企業によるスポーツチーム経営について

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先月、ミクシイによるヤクルトスワローズ買収計画が報道されました。同じく最近報道されたメルカリによる鹿島アントラーズの買収額26億円に対して、ヤクルトスワローズの買収金額は106億円から131億円を見込んでいるとか。まだまだプロ野球は人気ですね。アルテサロンホールディングス本社ビルの目の前にあるDeNAによるベイスターズの買収金額は95億円(NPB保証料30億円込み)だったのでプロ野球球団の相場は60億円前後ということですね。※鹿島アントラーズは全株取得ではなく61.6%の株取得なのでミクシイが支払った金額は15億8,800万円。

DeNAによるベイスターズの買収後、チームにどのような変化があったかご存知ですか? 2011年に新生ベイスターズが誕生してから、横浜スタジアムで行われる主催試合の観客動員数は2011年の110万人から、2018年には200万人の動員を達成し、横浜スタジアムの年間稼働率も全試合ほぼ満席の状態にまで成長させたのです。確かに最近はクライマックスシリーズに出るなどチーム自体の活躍も目立ちますが、2011年~2015年の成績は下位。決して強豪チームではありません。

もともとベイスターズは野球好きな横浜市民をターゲットにプロモーションを行っていました。そうすると、野球観戦に来るのはよっぽどのファンでない限り年に数回。そのときにタイミングよく勝てばいいけど、勝負事なので毎回必ず勝つとは限りませんよね。そうなると弱いチームの来場数は必然的に伸び悩んでいく。これがベイスターズに限らず当時のプロ野球球団が抱えていた悩みでした。

DeNAは様々なデータ分析から、球場に呼ぶターゲットを野球好きな横浜市民ではなく、関内を通勤経路に持つサラリーマンに変えました。(球団内ではアクティブサラリーマンと呼んでいるそうです)『MarkeZine』30号より

そして、ナイトゲーム「YOKOHAMA STAR☆NIGHT」 や、ビアガーデンなどさまざまなエンターテインメントを企画して、お客様に対する提供価値を野球ファンが野球観戦することから、関内を通勤経路にもつサラリーマンたちが仕事帰りに友人や彼女と遊びに来る場所へと提供価値を変えました。とても教科書的なSTPの変更ですね。

ちょっとした気づきから戦略はダイナミックに変えることが可能です。お客様の提案でSTPの常識を疑うきっかけを投げかけてみてはいかがでしょうか。

https://news.livedoor.com/article/detail/16930613/
https://www.baystars.co.jp/starnight
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