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今年の初頭、ミルボン社のシャンプーに記載されている製造番号を削り取って転売したとして、美容師3名が医薬品医療機器法違反(不正表示化粧品の販売)の疑いで書類送検される事件が発生しました。
この書類送検は転売を取り締まったものではなく、製造番号を消して販売したことが罪に問われましたが美容専売品のオークションサイトやフリマアプリによる転売は、多くの美容メーカーにとって長年の悩みです。
そのミルボン 社 が、美容室向けEC事業「プロフェッショナルECサイト」を始動すると発表がありました。美容室の負担となるサイト運営・受注・物流業務を受託して、各社のサイト内のECサイトで販売することで、ネット転売を防止しサロン収益に貢献することが狙いのようです。2023年に卸値で売上18億円(流通換算40~45億円)を狙うとのこと。サロンの売上も上げながらスタッフの歩合にも反映できるように美容師ごとの売り上げ管理も可能になるとか。
B to B to CのECサイト事業は当社も挑戦中です。今回のミルボン 社 のEC事業参入が業界の商流変化のきっかけとなり、美容室にとって次の収益の柱となるかもしれません。
参考:PRタイムズ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000028306.html