WeWorkの正体

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ソフトバンクの投資先でシェアオフィスの「WeWork(ウィーワーク)」を運営するウィーカンパニー。今年の初めに470億ドル(約5兆円)と評価された企業価値は、初期の資金調達時の485倍!!でした。9月末に上場申請を撤回したことで、ソフトバンクの株も大荒れ、5000人規模のレイオフ(解雇)も予定していることで日々市場を賑わしています。

同社のHPには「ワークスペース作りにこだわります。個別のオフィス設営から、使う会社のブランディングを施した本社の構築まで、デザインやオフィス運営で培われた 10 年分の知見を活かし、使う人のニーズに寄り添い、インスピレーション溢れるスペースを提供しています。」とありますが、レンタルオフィスやコワーキングスペースとの違いはなんでしょうか?

レンタルスペースとは、事務所の代わりに借りる場所で郵便物の受け渡しやFAX受け取りが可能な個室オフィスで起業したての会社が登記する事務所の代わりに借りることが多いようです。一方のコワーキングスペースは、フリーランスの人たちがカフェ代わりに使い始めたオフィスで、渋谷周辺ですとヒカリエのMOVが有名です。レンタルオフィスとの違いは、個室になっていないため、コミュニケーションがとりやすい反面、プライバシーや機密性にかける点でしょうか。

一方、WeWorkの提供するシェアオフィスは、レンタルオフィスとコアーキングスペースのいいとこ取りで、レンタルオフィスやコワーキングスペースが、テナントの一角を借りて運営しているのに対して、WeWorkはそれよりも断然大規模に、立地面でも駅直結など非常に良い物件を押えている点や、日々のイベントがとても充実していて、毎晩何かしらの交流イベントが行われている点が好評の要因になっています。

上場は一旦なくなりましたが、もちろん事業は継続しています。そして、来月オープンする渋谷スクランブルスクエアにも出店が決まったそうです。世界を席巻したWeworkの実力。見学ツアーはこちらから。

https://www.wework.com/ja-JP/buildings/shibuya-scramble-square–tokyo

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