口コミサイトの利用価値

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Yahoo!とLINEの正式統合が月曜日に発表されました。両社の売上高の合計は、約1兆1600億円。会見によると、ヤフーの月間利用者数は7000万人、クライアント数は300万、LINEは8000万人・350万社と名実ともにネット企業で日本一の企業になります。統合後は人工知能を中心に年間1千億円規模を中長期の技術開発などにを投資する計画のようです。

M&Aは人材業界でも加速しています。人材コンサルティングを展開するリンクアンドモチベーション社(以下、LM)が15日、企業の口コミサイトOpenwork(旧VORKERS)を運営する、オープンワーク社(以下、OW)の株式取得に関する基本合意を完了したとの発表がありました。

LMは、従業員のモチベーションアップを支援する事業で2000年に創業。いまでも、人材教育や採用支援等が主力です。良い口コミがたくさん集めれば、転職先としても評価が上がる可能性があるため、今回の買収によって従業員満足を得られていない企業に、組織支援サービスを売り込むことが狙いのようです。

口コミは基本的に利用後に書くことがほとんどで、美容室や飲食店であれば、良いお店は良い、悪いお店は悪い口コミが多く集まります。

*一概にそうとは限らない件は、別記事で書いた通りです。

https://kashimashuji.com/2012/08/17/kuchikomi

一方で企業の場合は、在職中で辞める気のない社員が積極的に書き込むことはあまり考えにくく、多くは「辞めた」または「辞めようと思っている人」が、次の転職先を探すにあたって閲覧権利を得るために口コミを書き込みます。そうすると、何らかの不満や物足りなさを感じている社員の口コミが多く集まるため、必然的に悪い情報に偏る傾向になります。

企業の口コミを閲覧するためには口コミの書き込みを行うか有料版に申込みが必要です。OWの収益の柱は有料登録ですが、有料登録をしている会員のほとんどは企業の人事部ではないでしょうか?利用者の総数に対して圧倒的にその数は少ないと推測されます。OWに書き込まれる口コミを見ている(つまり、 その企業は口コミを気にしている )人事部に対して、LMが課題解決を提案する。

捉えかたを誤れば合理的すぎて「マッチポンプ」とも言われかねない買収案件のように感じます。

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