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MTG社が、延期していた決算発表を行いました。
2019年9月期の連結決算は最終利益△262億円で赤字決算。(前期最終利益は40億円)
発表によれば中国の規制強化による販売減少をはじめ、国内外で美顔ローラーのRefa(リファ)の販売が悪化して、Refa単体の売上が6割減の130億円です。
もともとは11月14日に発表予定でしたが、韓国子会社の在庫についてMTGの会計監査人に通報があり、社内調査に時間がかかるとして延期になっていました。
同社は連結子会社で不適切な営業取引行為が行われていた可能性があったことを公表しており、会計監査を担当していたトーマツは再発防止策の実行途中でこれからの監査に耐えられるだけの人員を確保できないとの理由で退任することになったそうです。後任はPwC京都監査法人の予定です。
今回の決算を受け、JALの再建に稲盛さんと取り組んだ大田嘉仁さん、元ファーストリテイリングCFOでグロービス経営大学院講師の吉高信さん、元パナソニックの米澤和芳さんが取締役に就任することになりました。
美容室経営者の声を聞くと11月に発売を開始したヘアケア製品は年末商戦で好調のようです。
とはいえ、2020年9月期の連結業績予想は売上高380億円、最終利益△20億円を見込むとのことで、業績再建は厳しい道のりが続きそうです。
引用:http://www.refa.net https://www.mtg.gr.jp