会計ソフトfreee、初値時価総額1259億円超

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17日マザーズに上場した会計支援サービスfreee。売り出しと同時に買い注文が殺到。初値(一株2,700円)の時価総額は1,259億円で、同じく今年上場したクラウド名刺管理ツールを提供するSansanの時価総額1,425億円に次ぐ大型上場となりました。

どちらも、SaaS(Software as a Service)というクラウドで提供するソフトウェアサービスの企業です。当社で利用しているセールスフォースやAWSもそれに当たりますが、サーバー環境を自社で用意することなく、すぐに活用できる利点とサブスクリプションのように毎月利用料として収入があるため、安定成長が見込めるのが株主にとって好感触だったようです。

じげんグループやホットペッパービューティーのリクルートライフスタイルも先の決算報告の中でこれから力を注ぐ事業にSaaSを掲げており、じげんグループのリジョブは予約システム大手リザービアhttps://rsvia.co.jpを買収。リクルートライフスタイルはAirレジhttps://airregi.jp の普及を急いでいます。リジョブはホットペッパーの牙城を狙っているでしょうし、ホットペッパーはより強固な地盤を築くように営業攻勢をかけていくものと思われます。

美容室の課題は集客のみならず採用と定着、働く美容師さんの生産性の向上とたくさんあります。こうした様々な分野で今後ますますSaasが普及していくのでしょう。

ところで、冒頭に紹介したFreeeの創業者、佐々木大輔さん。創業のきっかけは台東区にある実家の美容室mitsuru+nuance http://mitsuru-hair.com でのお手伝いだったそうです。

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