少子化世界の競争戦略

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死亡数が出生数を上回る「自然減」が51万2千人に達しました。

ニュースでも取り上げられていましたが、51万人は47都道府県でもっとも人口が少ない鳥取県の55万5千人規模の減少。50万人の大台を超えるのは戦後初めてで女性人口の減少と晩婚化による影響だそうです。一つの県がまるっとなくなるというのはインパクトが大きいですね。

国立社会保障・人口問題研究所が平成30年に試算したデータによると2030年までの今後10年間で、人口が増える都道府県は東京都と沖縄県の2県のみ。2045年までだと東京都以外のすべての県で人口の減少が推測されるとのこと。

人口問題は出生率だけにとどまらず、新卒一括採用や働き方、文化など様々な要素が複雑に絡んでいるためとても難しい問題ですが、これからを生きる我々にとっては何とかしなくてはならない切実な状況にあることは間違いありません。

2015年を起点とした2045年の人口指数は、下位から秋田県58.8、青森県63、山形県、高知県68.4、福島県68.7と東北地方の人口減少が目立ちます。

働き方改革、副業解禁、新卒一括採用からジョブ型採用へ、コンパクトシティ化など、政府も様々な対策案を検討しています。

人口が減少していく中で美容学校や美容室がどのような戦略をとるのか。

我々の事業はどのように変化していかなければならないのか。

これからの時代の流れに合わせた柔軟な発想が必要になってきます。

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