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東京商工リサーチが7日、理美容の倒産件数が過去最高の119件に達したと発表しました。
これまでの最多倒産件数は118件で、東日本大震災が起こった2011年だったそうです。
「理・美容業は、大都市を中心に店舗が乱立し、過当競争が続く。人口減少や顧客の高齢化などで顧客囲い込みが激しさを増すなか、1000円カットなど低価格チェーンも台頭し競争が過熱化している。小資本でも独立できる業界なため、参入障壁も低く、既存店舗と相次ぐ新規参入組との間で熾烈な競争が繰り広げられている。」
東京商工リサーチ https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20200107_02.html
今回の調査対象は法的整理かつ負債総額1000万円以上ですが、これくらいの負債なら、相当数の美容室が該当します。
今回公表された倒産件数のうち、美容室経営企業は100件。
新業態の台頭や新規参入によって、淘汰の流れはますます過熱しそうです。
もっとも、倒産件数は過去最高でも負債総額は21億7700万円と、昨年から27%も減少し、過去30年間で最少。
中小零細企業の苦戦がうかがい知れます。
[…] 「理容業・美容業」の倒産が急増、過去最多を更新 カテゴリー: 美容室/美容業界 タグ: […]