テレワークが中心となり、いまや常識となったWeb会議システム。
世界的見ても、Cisco WebEX、ZOOM、Microsoft Teams(Skype含む)が3強のようです。
一方で、乗っ取られたり、見知らぬ人が突然会議に乱入したりする、いわゆる『Zoombombing』問題。
McAfee製CASBのMVISION Cloudを用いてセキュリティの観点からCisco WebEX、ZOOM、Microsoft TEAMS比較した記事がありました。
この調査によると、Cisco WebEXが最も安全性が高く、次いでTeams、Zoomと続きます。
Zoomは一連の事故を受けて、セキュリティに関連する複数の改善を発表。「Zoom 5.0」アップデートで有効になるようです。
改善された機能は以下の通り。
セキュリティアイコンに「ユーザーを報告」項目
https://www.itmedia.co.jp
ホストが参加者による自分の名前変更を不可能にする機能
教育期間向けプランで画像共有はデフォルトでホストのみに
ホストがミーティングのパスワードの複雑さを設定できる機能
有料プランの「クラウド記録」のパスワード設定がデフォルトになり、管理者がパスワードの複雑さを設定できるように
大規模組織ユーザー向けに、複数のアカウント間で連絡先をリンクして、会議、チャット、電話連絡先を簡単、安全に検索して見つけられる機能
有料プランの管理者向けにダッシュボードで接続先データセンターを確認する機能
チャット通知で内容のスニペット表示
非PMI(パーソナル)ミーティングへの11桁のID追加
ミーティングIDの表示を参加者メニューに移動(参加者がうっかりIDを公開しないように)
他にもGoogle hangouts meetsのUIは評判が良く、職場でGmailを導入している企業の導入も増えているとか。
Facebookも50名まで時間無制限で入れる『Messenger Rooms』のサービスを発表。
WEB会議システムの覇権争いは始まったばかりです。
私の肌感覚では、
office 365を利用している企業は、Microsoft Teams.
Gmailを使用している企業は、Google hangouts meets.
セキュリティ重視の企業は、Cisco WebEX.
使い勝手重視の企業は、Zoom.
という印象です。